小田原を出発したのは、いつも京都に行くときと同じ、7:04発のひかり号でした。名古屋に着いてから高山線のひだ号特急に乗り換えて、下呂駅まで1時間30分の旅。下呂駅から旅館までは電話をすれば送迎バスがあったそうですが、そうとは知らず歩いて下呂大橋を渡って歩きました。途中噴泉池が見えました。このときはそばまで降りていきませんでしたが、帰りはしっかり足湯をしてきました。最高でしたよ。
下呂大橋は川面からの高さがけっこうあって、高所恐怖症の僕は下を覗くのにちょっと足が震えました。川幅も広くて、釣りでもしたら清流の川魚が釣れそうな雰囲気です。後で下まで降りてみたら、水が来た跡がついていましたから、水量が多いときは流れが急になってかなり怖いのではないでしょうか。下流に行くと渓谷のようになっている様子が、電車の窓から見ることができます。
旅館の木曽屋さんに付属した「宴蔵」というお店で昼食に食べた「飛騨牛の朴葉味噌焼き」です。昼から豪華でしたね。普段は牛肉はあまり食べないので、久しぶりに美味しかったです。下の写真は旅館の前の公園にある足湯です。やれば良かったなあ。
下呂温泉街から車で6~7分山を登ったところに、「下呂温泉合掌村」があります。合掌造りの家は全て白川郷から移築したもの。屋根の勾配は思っていたよりも急でした。以前飛騨高山に旅をして、白川郷の合掌造りを見たことがあるはずなのですが、あまりよく覚えていません。
大きなサイズにしてある写真は「夫婦杉」です。今は独り身の自分にも、いつかまたいい縁が訪れるかも知れないと思い、自撮りもしてしまいました。それから、家の中に置いてあったのは、「幸せのなで坊主」です。もちろんなでて来ましたよ。今でも十分幸せなんですけどね。
村内の池にいた鯉たちは、めちゃくちゃ食欲旺盛でした。池の隣に飲食店があったので、そこでエサを売ってくれればいいのになと思いましたが、池の水が汚れてしまうからダメなんでしょうね。でも、僕の陰を見ただけで鯉たちが寄ってきて口をぱくぱくやったということは、お菓子か何かをあげる観光客がいるのでしょう。動物は本当にかわいいと思います。
旅館に帰ると、目の玉が飛び出るような超豪華な夕食が待ってました。しかも量が多いので、食べきれるかどうか心配になりましたが、ご飯粒一つ残さず完食することができました。その後で温泉に入ったのですから、すごすぎませんか?
話は前後しますが、合掌村で食べた魚は「イワナの塩焼き」です。できるだけ骨まで食べてやろうと頑張ったのですが、後で旅館の仲居さんに聞いたら、イワナは骨が丈夫だから無理だと言うことでした。合掌村には「鮎の塩焼き」もあったのですが、お店の人がそっちは少し苦いと言っていたのでイワナだけに。両方食べれば良かったかな。頭がないのは、僕がすぐに頭からかじってしまったからです。
夕飯と朝食の境目がわかりますか?夕飯はとにかく豪華絢爛で、完食するのが本当に大変でした。朝食だって懐石料理みたいで豪華でしたよ。最後の左側は朴葉味噌、右側は鮎の開きだと思います。夕飯の飛騨牛は口の中でとろけるような柔らかさでした。少し焼きすぎてしまったかも知れません。「飛騨牛はあまり焼きすぎないほうがいいんですよ」なんだ、食事の前に言ってくれればいいのに。朝食はおかずがたくさんあったんですが、とてもヘルシーな感じでした。夕食の後も朝食の後も、もちろん温泉に入りましたよ。
ホテルの温泉は6階にありました。広い室内風呂と、外の露天風呂。写真でもわかるように、露天風呂は昼間だと遠くの建物の窓から見えてしまうんです。だから、本当は水着を着て入らなければならないことになっていると、後から旅館の人に聞きました。まあ、そんなの関係ないですけどね。この露天風呂の方がお湯の温度がやや高めで、外の涼しい風に吹かれながら入っていると、最高の気分です。下呂温泉のお湯は、肌がすべすべになってしまうんです。30年前に初めて来たとき、びっくりしたのを覚えています。
森八幡神社の石碑に刻まれた、下呂の大杉の物語を読んだら、胸が痛くなりました。そして親木の後を継いで、これからしっかりと伸びようとしている若木の姿が、痛々しくもあり、また強い意志さえ感じました。小さな神社ですが、行って良かったと思います。
どうですか、足湯が気持ちよさそうでしょう?ところが、ここは足湯専用の温泉ではなくて、完璧な露天風呂なんです。ですから、お湯に浸かりたければ、注意書きにあるように水着を身につけなければなりません。四方八方から丸見えですからね。大サービスでいいと思うんですけど。この露天風呂は旅館の露天風呂の2倍の大きさがありました。今度下呂に行くときは、必ず水着を持って行きます!
追加した写真はデジカメで撮影したものです。「木曽屋」というのが僕がお世話になった旅館。合掌村の中に日本一の料理の神様を祀ってある「飛騨高崎神社」というのがありました。ひとり暮らしだから料理が上手になるようにお参りしてきました。
下呂温泉の辺りの飛騨川はかなり穏やかに流れているのですが、下っていくと車窓から見える流れはどんどん険しくなり、「峡谷」と呼ぶにふさわしい光景が広がります。さらに下流に行くと、川幅はかなり広くなってたたえている水量もかなり多くなります。飛騨川を見ていて改めてわかったのは、僕は高所恐怖症だけではなく川の流れ恐怖症でもあるということでした。水が怖いのは龍馬と同じです。 (完)
2017年6月1日(木曜日)~2日(金曜日)